MARIA SOLORZANO

マリア・ソロザノ

メキシコ出身のコンテンポラリージュエリーデザイナー。
メキシコシティの大学でデザインを学んだ後、パリ、スペインのバルセロナ、アルゼンチンのブエノス・アイレスと拠点を変え、その作品は世界各国のギャラリーやセレクトショップ、ミュージアムショップで展開されている。

マリアのデザインは世界を観察することから始まる。
「日常的に目にするものをジュエリーに変換する」というコンセプトのもと、道端の小枝や石、葉や紙のシワなど、日常の生活の中から美を見出し、形をそのまま型どることによって作られる。
そうしてフォルムを強調することにより、見慣れすぎて気がつかない美を人々に問いかけていく。
ジュエリーは身につける人にとって親しい友人であり、美しい共犯者でなければならない。
普段見慣れた存在の価値を改めて考え直してみる。本当に大切な物は日常に存在しているから。
そんな気付きを与えてくれるジュエリーは確信犯的であり、人生を共に歩んで行く親しい友人のような存在である。